過失割合の争い

過失割合でお悩みの方

1過失割合とは

過失割合ってなんだろう?

過失割合とは、事故の発生について、どちらの当事者に、どれだけの責任があるかを割合で示したものです。
そして、被害者に過失があるということは、その分だけ賠償額が減らされてしまうということを意味します。
例えば、加害者と被害者の過失割合が50%対50%であれば、被害者は単純計算で損害額の2分の1しか賠償を受けられないことになってしまいます。

2当事務所にお任せください

保険会社の過失割合に納得できないのですが、これで示談しないといけないのでしょうか?
あくまで保険会社の主張する過失割合なので、納得できなければきちんと交渉すべきです。

保険会社から示された賠償案を見て、被害者側の過失割合が余りに大きく、損害賠償金が大幅に減額されていることに驚かれる方は少なくありません。
当事務所には、保険会社との交渉、訴訟により、保険会社の主張する過失割合を、被害者に有利な過失割合へと変えてきた多くの実績があります。
保険会社の主張する過失割合に納得がいかない方は、示談をしてしまう前に当事務所にご相談ください。

事故状況の調査

加害者が保険会社に説明している事故状況が、私の記憶と全然違うのですが。
事故状況が争いになることは少なくありません。
水掛け論で終わらさないために、客観的な資料を徹底的に収集していきましょう。

過失割合が争いとなっている場合には、まずは事故状況、事故現場について徹底的に資料を収集する必要があります。
当事者間で事故状況に争いがある場合はもちろんですが、事故状況に争いがない場合にも、そうした資料から被害者側に有利な事情が明らかとなることが多々あります。

当事務所でも、刑事記録や、車両の損傷部位や、入力方向に関する資料、ドライブレコーダー、防犯カメラ映像等、事故状況に関する資料を徹底的に集め、事故状況を的確に把握するようにしております。

過失割合についての主張

保険会社から、過失割合の根拠として「別冊判例タイムズ38」の「図」をコピーしたものが届きました。
まず、本当にこの事故に妥当する「図」なのかを確認する必要があります。
基本過失割合が定められていますが、多くの「修正要素」もありますので、結論として妥当であるかを十分に検討しなければなりません。

交通事故における損害賠償の実務では、過失割合については東京地裁の裁判官による研究会が公表する書物(別冊判例タイムズ38「民事交通訴訟における過失相殺率の認定基準・全訂5版」)を基準にして過失割合が決定されることになります。
また、この基準に当てはまらないような事故状況であった場合や、この基準をそのまま適用したのでは結果の妥当性を欠くような場合には、類似の事案の裁判例等を参考に具体的な主張を行っていくことになります。
当事務所では、これまでの事件処理の経験を生かし、過失割合についての調査、検討を行っておりますので、安心してお任せください。

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