上肢の後遺障害の認定における関節の「強直」とはなにか?

上肢の機能障害について、両上肢の用を全廃したものは1級4号、1上肢の用を全廃したものは5級6号とされ、「上肢の用を廃したもの」とは、3大関節(肩関節、ひじ関節及び手関節)のすべてが強直し、かつ、手指の全部の用を廃したものをいうとされています。

では、「強直」とはどのような状態をいうのでしょうか。

上肢の後遺障害の認定基準における「強直」とは、関節がまったく可動しないか、またはこれに近い状態(健側の関節可動域の10%程度以下に制限されたもの)をいうとされています。

また、関節可動域が10度以下に制限されている場合も、健側と比較するまでもなく「これに近い状態」と評価されます。