上肢の機能障害において複数の主要運動がある場合の基準は?

上肢の機能障害については「主要運動」について動きが制限されているかにより判断されるところ、肩関節は「屈曲、外転・内転」という複数の主要運動が定められています。

では、機能障害の認定において、こうした主要運動の全てについて制限が認められることが必要なのでしょうか。

まず、「関節の用廃」(両上肢の用廃は1級4号、一上肢の用廃は5級6号)が認められるためには、主要運動の全てが「強直」していることが必要となります。

一方、「著しい機能障害」「機能障害」については、主要運動のいずれかが1/2以下、3/4以下に制限されていればよく、主要運動の全てが制限されている必要はありません。