後遺障害の異議申し立てで12級が認定され、賠償金が10倍以上に増額した事案
事件の内容
交通事故で肩甲骨の粉砕骨折等の大きな怪我をされたにも関わらず、保険会社からは後遺障害等級14級として約100万円の賠償金の提示しかされなかったため、納得できないと考え、ご依頼されました。
後遺障害の異議申立て
怪我をされた肩につきましては、腕を上げるなどの機能に大きな問題は生じていなかったのですが、粉砕骨折した箇所に明らかに変形が確認できたため、変形障害は認められるだろうと考えられました。
そこで、変形箇所の写真を撮影するともに、外観上の変形の裏付け資料として3DCT画像も撮影してもらい、異議申立てを行いました。
後遺障害等級の認定
自賠責の調査事務所で面接も行われ、担当者に変形箇所を確認してもらうこともでき、「肩甲骨に著しい変形を残すもの」として後遺障害等級12級を獲得することができました。
解決の内容
保険会社との示談交渉を行い、保険会社から1000万円を超える賠償金が支払われ、ご依頼前の提示額の10倍を超える賠償金を受け取ることができました。