加害者の酒気帯び運転、一旦逃走したことを理由に傷害慰謝料を増額し、後遺障害併合12級で慰謝料370万円を認めた裁判例

東京地裁平成22年2月17日判決(自保ジャーナル1831号)

事案

原告は、自動二輪車を運転していたところ、被告の運転する普通乗用自動車に衝突されたものである。

通院慰謝料 130万円

裁判所は、事故による傷害の程度、通院実日数に加え、被告が酒気帯び運転で事故を起こし、事故後しばらくして事故現場に戻ったものの、一旦は逃走していること等を考慮して、通院慰謝料は130万円が相当であると判断した。

後遺障害慰謝料

裁判所は、原告の後遺障害は併合12級に該当するところ、その他にも女性である原告の両肘と右膝に肥厚性瘢痕が残ったこと、後遺障害の影響により転職を余儀なくされたことを等を考慮して、後遺障害慰謝料を370万円と認定した。